iDeCo(イデコ)とは NA通信 2018.12月号
iDeCo(イデコ)とは、「個人型確定拠出年金」の愛称ですが、ざっくり言うと「老後資金を自分で作るためのおトクな制度」です。掛金を払って資産運用し、60歳以降に積み立てたお金を受け取る制度です。支払った掛金は年末調整や確定申告で控除を受けることができ、所得税・住民税が安くなります。また資産運用で得た利益にも税金がかかりません。トクしたお金を貯蓄すれば、ただ貯金するよりも老後資金を多く貯めることができるので、iDeCoに加入する人も増えており、平成30年8月末時点で加入者が100万人を突破しました。
iDeCoは国が定めた制度なので民間の企業のように倒産するリスクがなく安心です。毎年の税金(所得税や住民税)を節税して、老後資金を貯めたい方にはオススメの制度です。価格変動リスクが嫌な人は定期預金タイプの商品で運用すれば損するリスクもありません。また投資に興味がある、投資をやっている方にとっては節税しながら運用できるオススメの制度です。月額5,000円から始めることができるので、試しにやってみるのもいいかもしれません。注意点は60歳まで解約して引き出すことができない事。逆に確実に老後資金が貯まるというメリットでもありますが。このようにメリットとデメリットがありますのでそれぞれ理解したうえでご契約ください。弊社でもiDeCoのご案内はできますので、ご興味を持たれた方はお気軽にお声がけください。
生命保険で税金が安くなる??
今年も年末調整の時期がやって参りました!年末調整では様々な控除を受けることができますが、本項では‘生命保険による税金の控除’についてご説明いたします。税金を安くできる生命保険には、次の3つがあります。
① 死亡保険・・・一般的な生命保険
② 個人年金保険・・・貯蓄性のある保険
③ 介護医療保険・・・がん保険やその他医療保険
これら3種類を組み合わせることで、最大で12万円の控除が受けられます!
上記①~③のなかで②の個人年金保険に加入している方をあまり見かけません。個人年金保険は、老後の資金をためる貯金のようなものですので「貯金代わりに個人年金保険に加入し、利回りを出しつつ、税金を安くする」なんてことが可能です。この機会にご自身の保険を一度、見直してみませんか?弊社には、幅広い保険提案の実績がありますので、弊社でも保険のお見積りは可能です!ぜひお気軽に、弊社担当者までお問合せください!※iDeCoとは、違います。
NA社員コラム
初めまして、資産税部の塚原と申します。
今回は私が担当している相続税申告の中で申告後の税務調査の対象になりやすいものについて紹介したいと思います。子供の名前の預金口座があり、その子の親がその口座にお年玉などを預けていた、ということはないでしょうか? こういった預金口座というのは、たとえ名義が子供だったとしても、お金の出し入れをしていたのは親で、子供が管理していた口座というわけではありません。
これを名義預金といい、親の相続があったときは親の財産として申告する必要があります。
こういったものは、保険契約でも同じで、たとえ契約者が子供だったとしても保険料を払っていたのが親であるなら契約者の名義にかかわらず親が契約者と考え、相続財産となります。相続では実際に誰が管理、支払をしていたかが重要になってくるので十分注意が必要です。
今月の代表の一言
先日、息子(3歳)と二人で吹上ホールで開催されていたトミカ博に行ってきました。トミカと聞くと懐かしいと思う人も多いのではないでしょうか?1970年より発売され、今までで6億台以上売れている、ミニカーの王様のような存在です。トミカ博は様々なトミカが展示されていて、体験型アトラクション、トミカ釣り、自分でオリジナルトミカを組み立てて持って帰れるブースなどがある、トミカのお祭りのようなイベントです。たいていの男の子は飛行機・電車・車が好きなのですが、うちの子は断然車派で、車好きの私でも知らないような車種も知っており、保育園では車博士と呼ばれているようです。トミカ博は毎年人気ですごい人でしたが、行列もTDLに比べればかわいいものです。男二人で楽しい休日を過ごすことができました。いや~早いものでもう12月。2018年も終わろうとしています。皆様にとって2018年はどんな1年でしたか?私は12月14日に平成31年度税制改正大綱が公表されたので、その読み込みと研究の日々が続いています。これからも皆様に良い提案・アドバイスができるよう努力していきますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。それではお体に気をつけて良いお年を。