NA通信vol.65「消費税の増税とキャッシュレス決済導入によるポイント還元制度」

2019年10月より軽減税率の対象になる飲食料品・新聞を除き、消費税率が10％に引き上げられます。消費者にとって負担が増える改正ですが、クレジットカード、電子マネー、QR コード決済といったキャッシュレス決済を利用することで、利用金額の2～5％分が還元されるポイント制度の整備が進められています。消費者は上手に活用すればお得に買い物ができます。店舗経営者にとっては、キャッシュレス決済機器を導入することで、増客・増販につなげるチャンスだと言えます。

ポイント還元制度とは

2019年10月から2020 年6 月までの9 か月間、キャッシュレス決済による買い物に対して、ポイントが還元されます。なお、ポイント分は政府が負担します。ポイントの還元率は次の通りです。

○ 個人店など中小事業者でのキャッシュレス決済 … 5％
○ コンビニや外食の大手系列店でのキャッシュレス決済 … 2％
○ 大企業や一部の除外業種( 病院、住宅、自動車）でのキャッシュレス決済 …0％（なし）
○ 飲食料品・新聞（消費税軽減税率8％のもの）でのキャッシュレス決済 …0％（なし）

QRコード決済を店舗に導入するには

インターネット環境、パソコン・スマホ等、ＱＲコード決済端末があればＱＲコード決済を導入することができます。決済端末を導入する場合、決済事業者が導入費用の1/3 を負担、さらに2/3 を国が負担してくれます。これにより実質的な端末導入時の費用は発生せず、事業者への負担はありません。さらに決済事業者に払う加盟店手数料が3.25％以下の場合は、国がその1/3 を負担してくれるなどさまざまな補助を受けることが可能です。ＱＲコード決済導入の参考に、主な4社の特徴をまとめました。

徐々に普及してきたQR コード決済ですが、今年10 月の消費税増税のタイミングで、より多くの消費者が利用するようになるでしょう。「QR コード決済ができないなら、別のお店へ行こう」なんてこともあるかもしれません。この機会を逃さないため導入してみてはいかがでしょうか。今後ますます増えていくキャッシュレス決済について不明点がありましたら、弊社担当者までお気軽にお問い合わせください。また弊社ＨＰの「新着情報のお知らせ」にポイント制度に関するＱ＆Ａを載せておりますので、こちらも是非ご確認ください。

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今月の代表の一言

新天皇陛下が即位され、令和となった5月のスタートは★
GW真っ只中でしたが、みなさまGWはいかがお過ごしだったでしょうか。
私はキャンピングカーを借りて家族旅行に行ってきました。キャンピングカーは、後部座席に椅子とテーブル、キッチン、ベッドとトイレが備わっており、移動中も家族は快適です。一泊目は、道の駅の駐車場泊。夜は少し冷え込みましたが、エンジンを切っていても暖房が使えるので快適でした。二泊目は、キャンプ場でBBQをした後、横に停めたキャンピングカーで泊。帰りに渋滞に巻き込まれても、トイレがついているので安心でした。子供達は、初めての体験に興奮し、はしゃぎまわっていました。また、キャンピングカーで旅行に行きたいと思います。新しい令和時代がスタートしましたが、引き続きよろしくお願いします。