名古屋総合税理士法人トップ お知らせ・コラム NA通信vol.70「不動産の法人化節税」

Topics/Column

お知らせ・コラム

NA通信vol.70「不動産の法人化節税」

不動産にかけられる税金はとても多く、固定資産税・所得税・住民税・相続税・不動産取得税・登録免許税など、考え始めるときりがありません。ですが、税金はキャッシュフローに大きな影響を与えるため、これらの税金をいかに節税できるかが不動産オーナーの資産を防衛するカギになってきます。今回は、その中でも所得税・住民税・事業税・相続税の節税にも繋がる、法人化節税について解説致します。

法人化節税の3つの方法

法人化節税には次の3つの型があります。

① 管理料徴収方式
② サブリース(転貸)方式
③ 不動産所有方式

このうち、どれがベストかというのは不動産オーナーと物件のそのときの状況によって変わるため、一概に「この方法がベスト」とは言い切れません。また、3つの方法のうち1つを選んだら、ずっとその方法でやっていかなければならないかというと、そうではありません。例えば、最初にいずれかの方法でやって数年後にそれがベストでなくなったら次の方法に切り替える、というふうに、フレキシブルに変更することが可能です。


ついに地方税の電子納税がスタート!納付書なしでインターネットから納付可能に!

本年10 月1 日より、地方税共通納税システムの利用が可能になりました。地方税共通納税システムとは、すべての都道府県、市区町村へ、自宅や職場のパソコンから電子納税できる仕組みのことです。納付方法は①インターネットバンクを使った納付と②ダイレクト納付(※)の2種類があります。特に、ダイレクト納付は手数料0円、ログイン必要なし、期日を指定しての納付が可能とメリットが満載です!

※ダイレクト納付とは事前に納付用の口座を申請し、そこから即日もしくは日付を指定して納付をする方法です。インターネットバンクの開設不要で、現在お持ちの口座で申請が可能です。

ダイレクト納付に必要な事前手続きは以下の通りです。

①ダイレクト納付用の口座情報を地方税電子申告システムへ登録する。
② 登録時に併せて作成される口座振替依頼書に口座の届出印を押して金融機関へ郵送する。
③ 審査完了後、ダイレクト納付が可能に!

なお、審査完了までには約1か月かかります。また、電子申告の納税者ID とパスワードが必要となりますので、手続きされたいお客様は弊社担当者までお気軽にご相談ください。

NA社員コラム

皆さん、こんにちは。経営計画策定担当の小澤と申します。

本日は、10月中旬に行われました戦略MG(マネジメントゲーム)についてお伝えします。戦略MG とは、会計力と戦略思考を同時に鍛える経営シミュレーションのボードゲームです。ゲームを通じて経営計画の必要性や、自社と市場の状況を俯瞰的に見つめ意思決定していくことの大切さを痛感できるはずです。ゲームに参加すると「想定と違った!」「運が悪かった!」と感じることがよくあります。しかし、そんな理不尽さや逆境に打ち勝つマインドを養えるのがこのゲームの醍醐味です。戦略MG に参加することで自分の人生や考え方が大きく変わることだってあり得るのです!当社では定期的に戦略MGを開催しております。皆様の挑戦をお待ちしております!

今月の代表の一言

地下鉄の看板等で、すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今月より、弊社が運営する相続税専門窓口「相続税のクロスティ」を発足いたしました。弊社は、創業以来47年にわたり、不動産オーナー様、経営者様の数多くの相続税に携わって参りましたが、お客様と接する中で常々感じますのが、「生前対策をしておけばよかったのに」という思いです。相続税は元気なうちに様々な対策を講じることで”節税”することが可能です。また、早目に対策を講じることで、相続税の納税資金を確保し、遺される家族に迷惑をかけなくて済みます。また、適切な遺言を作成しておくことで、相続財産分けのトラブルを予防できます。私どもは、一人でも多くの方に生前から対策を講じるお手伝いをさせていただきたいという想いで、相続税専門窓口「相続税のクロスティ」を発足いたしました。60分無料相談実施中ですので、この機会に是非ご相談にお越しください。スタッフ一同心よりお待ちいたしております。